エチオピアで焼き肉を食す
エチオピアの焼き肉は、炭火焼したラムの熟成肉をバルバラとよばれる辛い香辛料をつけ、インジェラと呼ばれるクレープ状の生地を手で巻いて食べます。インジェラは、「テフ」というイネ科の穀物からできており、発酵食なのでヨーグルトの味がします。
エチオピア料理は、中目黒のクイーンシバが有名ですね。この店はエチオピアでも有名でしたw
http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13003457/dtlmenu/course/
今回は「とにくかく行ってみる」ことが目標で、それ以上もそれ以下のことはしなかったのですが、思ったほどは危なくないが、バブってしまった私には少しきつかったというのが正直な感想です。あと、アフリカの首都(アフリカユニオンの本部があるため)であるため、少し援助慣れしているのが気になりました(外人に対しての物価が高い)。
アフリカはBOP(Bottom of Pyramid)市場です。このテーマには様々な人が、色々なやり方で取り組んでいますが、解は定まっておらず、興味深いテーマになりそうです。
以前、OLPC(One Laptop per Child)という取組みがありましたが、すでに、先進国でも100ドルパソコンは当たり前、アフリカでも1500円の携帯が急速に普及していました。でも、まだまだ、やれることたくさんありそうです。
先週、青山にある国連大学で開催された、日本アフリカビジネスフォーラム2014・特別セミナー BOP・インクルーシブビジネスの最前線でのプレゼンはとても勉強になりました。行ってから、こうしたプレゼンを聴くと、納得感も高まります。
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セッションA. アフリカにて消費財・サービスを販売・提供している企業
13時50分~14時50分
・ロート製薬(ケニア等における化粧品、医薬品販売)
・味の素(ガーナにおける乳児用栄養食品販売、アフリカ各国での調味料販売)
・日本公文教育研究会(アフリカ各国における教育サービス)
セッションB. アフリカの素材を用いて雇用を創出し日本に輸入している企業
14時50分~15時30分
・andu amet(エチオピア素材を用いた高級バック製造・販売)
・坂ノ途中(ウガンダにおけるごま油、有機野菜生産・販売)
-休憩10分-
セッションC. アフリカの課題をビジネスにて解決しようとしている企業
15時40分~17時00分
・日本植物燃料(モザンビークにおけるバイオ燃料生産、農村部電子マネーインフラ整備)
・テラモーターズ(アフリカ各国における三輪自動車販売)
・ゼファー(アフリカ各国における小形風力発電販売)
・パナソニック(農村における小型太陽光発電及び蓄電池の販売)
http://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/presscenter/articles/2014/05/21/-2014-bop-/
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煮詰まった時には
絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 見城徹,藤田晋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/20
- メディア: 文庫
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景気にもサイクルがあるように、人間にも気分の浮き沈みがある。これは仕方がないことと割り切ることが重要と最近感じている。今一つ、ぱっとしないときはこういう本はよい。
接待は、秘書には任せず自分で店を選ぶのが、”人ごろし”の極意。
制約条件が厳しときほどよいアイデアが浮かぶ(追い詰められたほうがよい)。
プレゼンなどを聞いたら、直接感想を伝えてあげる(これが愛)
どれもできそうで、なかなかできないことだ。
ルネサスの説明会から
- 作者: アンドリュー・S.グローブ,Andrew S. Grove,佐々木かをり
- 出版社/メーカー: 七賢出版
- 発売日: 1997/11
- メディア: 単行本
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ルネサスの決算説明会では、作田CEOが久々に登壇。プレゼンは、印刷物としては配られなかった最後の1ページで締めくくられた。そこには、
真面目を超えて「本気」で。
と書かれてあった。真面目ではなく、狂気で収益性を求めると。
たぶん、アンドリューグルーブの言葉を意識しているはずと私。
狂気を持って仕事をしているか、自問自答した。
ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り
- 作者: ニック・ビルトン,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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暴露本であり、立身出世伝でもある。当然、起業とは、イノベーションとは、新しいビジネスモデルを作るとは、という好奇心に対しても答えてくれる良書。ツイッターは、これだけ大きくなっても完成系でないとことがスゴイ。モメンタムストックということで、株価は大きく下がったが、気にすることはあるまい。
大前研一、成毛眞というひと仕事終えた人が次を考える
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/20
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50代からの選択―ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか (集英社文庫 お 66-1)
- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/02/20
- メディア: 文庫
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いずれも、ひと仕事を終えた中年後期のビジネスパーソンは次はどのような『振る舞い』、『心構え』で生きるべきかを示した良書。
大前氏は、「生前成仏」したつもりで生きろと言い、成毛氏は、決まり文句の好きな大人にならないようにと説く。
ラーメンではないので、今回は軍配はどちらにも挙げません。
今日の比較 (55円と100円の袋ラーメン)
今日の比較はインスタントラーメン。写真上は55円、下は100円。卵、椎茸、ネギのトッピングは同じとして次女と食べ比べ。最初に55円のを食べたが結構いけたが、その後の100円ラーメンは東京駅にある高級ふかひれラーメンと同じ味がしたので、100円に軍配。インフレ、食糧不足を考えると10年後にもこの値段で食べられるのだろうか?
水素チェーン
少し前の話ですが、二次電池・水素・燃料電池展(FC EXPO 2014 ~第10回 [国際] 水素・燃料電池展~)での気づきについて書きます。
会場は大賑わいでした。「スマホにはもう新機能はいいから電池をなんとかしてよ」という声を反映しているのか、再生可能エネルギーの普及に伴う蓄電のニーズの高まりか、あるいは電気自動車。いずれにせよ、ホットな業界なようです。
最も面白かったのは、電池展に併設されていた水素・燃料電池展でのNEDOブースにおける川崎重工の方によるプレゼンでした。
- 川崎重工は、燃料自動車そのものを作るのではなく、その燃料である水槽の供給インフラを提供するとのこと。 水素を安く仕入れることが肝になるが、
①オーストラリアの『褐炭』(発熱量の小さい褐炭は低品位炭:埋蔵量はとても豊富。水分を多く含むため輸送に適さず、乾燥すると自然発火しやすく扱いが面倒なためほとんど市場化さておらず、とても安価)を活用し水素を精製し、副産物のCO2は地中に埋め、水素は川重の液化水素輸送用タンカーで日本に送る、
②ソビエト時代に作られたロシアの余剰水力発電設備での電気を使い電気分解で水素を作る、
③鹿児島と種子島の中間にある『薩摩硫黄島』の地熱発電で水素を精製し、本土に送る、
などに取り組んでいるという。
なんというスケールの大きさ。これを見てしまうと、ソーラーやスマグリがちチマチマしたものに感じられてしまいますが、川重では、ソーラーの余剰電力で水素を精製し、それを夜間に水素発電で活用する水素発電と連携したスマグリも検討していました。水素に注目ですね。